明治大正埋蔵本読渉記

明治大正期の埋もれた様々な作品を主に国会図書館デジタル・コレクションで読み漁っています。

2022-07-27から1日間の記事一覧

『獅子の牙』 水谷準

1948年(昭23)八重垣書房刊。作者の水谷準の名前は戦後のフランス推理小説の文庫本で翻訳者として知られていた。作家でもあったが、長年「新青年」の編集長として活躍していたので、作家としての作品数は多くない。現在、国会図書館デジタル・コレクション…