1912年(大1)樋口隆文館刊。先日読んだ「鱗與之助」の続編になる。乳守(ちもり)とは地名で、大阪府堺市の昔遊郭があった一画を指す。その街道沿いの馬喰の娘お仙がタイトル名となっている。與之助の波乱万丈の物語が続く。彼は時化の海から廻船明神丸に…
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