1914年(大3)樋口隆文館刊。前後続終の全4巻。外見的には大長編になるのだが、江見水蔭の場合には等しく「娯楽活劇映画」を見るような面白さと軽さが味わえる。北アルプスの山中の苗名の滝で偶然出会った三人の怪しい人物たちは各々、児雷也、大蛇丸、綱手…
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