1901年(明34)金槇堂刊。作者の遅塚麗水(ちづか・れいすい)は作家、新聞記者で紀行文の大家として知られた。表題の「吹雪巴」(ふぶきどもえ)は《雪は卍巴(まんじともえ)に降りしきり》など、互いに入り乱れて雪が降る様子を形容する明治期の言い方で…
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