明治大正埋蔵本読渉記

明治大正期の埋もれた様々な作品を主に国会図書館デジタル・コレクションで読み漁っています。

2023-10-14から1日間の記事一覧

『姿なき怪盗』 甲賀三郎

姿なき怪盗:甲賀三郎 1932年(昭7)新潮社、新作探偵小説全集 第3巻。 1956年(昭31)河出書房、探偵小説名作全集 第2巻。 「怪盗」というよりも「怪人」だろう。盗み程度では済まない、平気で次々に殺人を企てる鬼畜の犯人だ。敏腕記者がやっと取れた休…