明治大正埋蔵本読渉記

明治大正期の埋もれた様々な作品を主に国会図書館デジタル・コレクションで読み漁っています。

2022-03-13から1日間の記事一覧

『断頭台 : 怪奇小説』 星塔小史

1909年(明42)大学館刊。 作者の星塔小史(せいとう・しょうし)は生没年ほかも全く不明。明治後期に大学館から出された「奇絶快絶文庫」というシリーズ全8巻の著者で、この小説を含めその他数点を残しているのみなので、この版元のために一時的に筆名とし…